バレーとバレーと時々何か

ネット弁慶のメモ用紙

【春高バレー】2023 春高バレー 3日目を終えて


春高バレー3日目が終了しました。

春高バレーの3日目は3回戦と準々決勝が同日に行われることから「魔の3日目」とも呼ばれていますね。

"魔の3日目" ハイキュー!!第326話 午後 より

そんな3日目ですが、今年は大激戦が非常に多かったです。

フルセットの試合やデュースの試合、互いに20点にのせる試合など目が離せない試合が多かったですね。

今回は3日目の結果と本日の熱かった試合などを紹介できればと思います。

 

 

2023 春高バレー3日目 試合結果

本日はベスト16からベスト4にまで絞られる日程でした。

本日の結果を反映したトーナメントが以下になります。

2023 春高バレー 3日目結果

次にベスト16、ベスト8、ベスト4の高校を順に紹介していきます。

ベスト16

ベスト16の高校は以下8校になります。掲載順はトーナメントの左上から順番に掲載しています。

ベスト16に入られた高校の皆様、おめでとうございます。そして、お疲れ様でした。

ベスト16に入られた各高校について簡単に見ていきましょう。

 

日本航空高等学校

日本航空は昨年度の春高バレー優勝校です。今年度も連覇を目指してこの春高に挑みました。対戦相手の習志野とはフルセットに及ぶ大激戦を繰り広げてくれました。

 

一関修紅高等学校

一関修紅は「今年のチームは岩手史上最も強い」と髙橋監督も仰っていたチームでした。その評価に違わぬ試合を見せてくれました。

 

長崎県立大村工業高等学校

2年ぶりの出場となった大村工業。毎年レシーブが良い大村工業ですが、更に今年はU-18日本代表の土井優太選手(2年)の鋭い攻撃が見られる試合もあり、攻守に長けたチームとなっていました。

 

崇徳高等学校

崇徳は注目のエース脇田孝太郎選手(3年)の集大成の試合となりました。1年生からレギュラーとして出場していた脇田選手。昨年の結果に並ぶベスト8をかけた試合となっていました。

 

東北高等学校

東北は平均身長が高いチームでした。特にブロックがかなり高く、簡単には相手の攻撃を通さない厄介なものとなっていました。2020年の春高3回戦で敗れた鎮西と今年も3回戦で当たるという因縁の対決となっていました。

 

土浦日本大学高等学校

土浦日大茨城県勢初のベスト16*1となりました。勢いに乗った土浦日大はさらに記録を伸ばそうとベスト8進出を目指して福井工大福井と対戦しました。

 

山形県立山形中央高等学校

昨年は山形県勢初のベスト16に輝いた山形中央。今年の山形中央のメンバーは2019年の全中バレー*2で準優勝となった山形市立第六中学校のメンバーが数多く在籍しており、ベスト8に向けて闘志を燃やしていました。

 

岐阜県立岐阜商業高等学校

県岐阜商は昨年優勝候補の一角と言われていた清風高校をストレートで下し、ダークホースとして全国に名前を轟かせていました。今年のメンバーは平均身長がかなり高く、スパイクやブロックに大奮闘していました。

 

 

ベスト8

ベスト8の高校は以下4校になります。

 

ベスト8に入られた高校の皆様、おめでとうございます。そして、お疲れ様でした。

ベスト8に入られた各高校について簡単に見ていきましょう。

 

開智高等学校

開智は個人のレベルが平均して高いチームです。特に今年はU-18日本代表のカズンズ海選手(2年)も在籍しており、攻撃力は申し分ないチームとなっていました。

 

東福岡高等学校

一昨年度の覇者、東福岡高校は毎年高いレベルと好成績を修めることで有名ですね。中々コートに落ちないレシーブ力と引き出しの多い攻撃、強固なブロックは全国でもハイレベルなバレーを繰り広げていました。

 

福井工業大学附属福井高等学校

福井工大福井も個々の能力が高い選手がそろっているチームです。特に攻撃に関しては全国的にもかなりレベルの高いものとなっております。

 

近江高等学校

近江は20年間滋賀の王者である強豪です。インターハイでベスト8、近畿大会でもベスト8と好成績を残しています。

 

 

ベスト4

見事準決勝、センターコートでの試合を決めたベスト4の高校は以下4校になります。

こちらでは本日の準々決勝時のスターティングメンバーを紹介します。

 

習志野市立習志野高等学校

千葉県代表、16年連続39回目の出場となります。

ベスト4の中では唯一の公立校となります。

習志野高校 スターティングメンバー(準々決勝)
駿台学園高等学校

東京都第一代表、13年連続15回目の出場となります。

駿台学園高校 スターティングメンバー(準々決勝)

 

鎮西高等学校

熊本県代表、14年連続35回目の出場となります。

鎮西高校 スターティングメンバー(準々決勝)

 

東山高等学校

京都府代表、4年連続15回目の出場となります。

東山高校 スターティングメンバー(準々決勝)

参考:月刊バレーボール

 

3日目注目の試合

さて、3日目はとても手に汗握る展開の試合が多かったです。その中でも特に熱かった試合を2試合紹介したいと思います。

 

習志野 VS 開智

こちらはベスト4進出をかけた戦いになります。習志野は6年ぶりの進出、開智は初進出となります。

両者とも特にブロックが目立った試合となり、直接点になったブロックは数本ですが、プレッシャーやワンタッチといった1点を生み出すためのブロックが非常に多かった試合となっていました。

 

試合は以下リンクから見られます。

sportsbull.jp

 

鎮西 VS 福井工大福井

こちらもベスト4進出をかけた戦いになります。鎮西は2年連続の進出、福井工大福井は初進出となります。

こちらはスパイクとディグが素晴らしい試合となっていました。

両校のエースが叩きに叩けば、両校のリベロが拾いに拾うというまさに息をのむような試合でした。

 

試合は以下リンクから見られます。

sportsbull.jp

 

終わりに

今大会はベスト4までは比較的前評判通りの展開となったと言えるのではないでしょうか。

しかし残った4校はみな実力や実績は十分にあり、どこが優勝するかはわからないような状況です。

準決勝・決勝がとても楽しみですね。

 

現地観戦楽しむぞ!!!

*1:1月開催になった春高史上

*2:全日本中学校選手権大会